理事長挨拶

新年度にあたり

理事長

新年度のスタートにあたり、一言ご挨拶申し上げます。

新型コロナウイルス感染縮小の下げ止まりの兆しが見える中、飲食業・観光業を 始め自動車整備業界においても少しずつ明るい兆しが見えてきましたが、ロシアに よるウクライナ侵攻により世界を取り巻く環境は先の見えにくい状況にあり、材料費の高騰にて自動車産業を取り巻く環境は過去にない変革期を迎え、我々車体整備業界 においても車両の安全面から自動ブレーキ・自動運転システム運用等先進安全自動車(ASV)の整備認証制度として令和2年4月1日より施行された認証制度「特定整備」を4年間の猶予期間切れとなる令和6年3月末までに、全組合員取得に向けたサポートで迅速な対応を推し進めていくつもりですので、組合員皆様のご協力を宜しく  お願い申し上げます。

また、一方で少子高齢化、若者の車離れによる保有台数の減少カーシェアリング等、従来の『マイカー』の概念が通じないサービスの普及、新車の納車までの長期化・  中古車販売市場の高騰化等を踏まえた入庫台数の減少がさらに予想され、我々の業界は益々厳しくなって行く事が予想されます。

我々組合員もエンドユーザーから、選ばれる工場になっていく為には、まず新認証制度『特定整備』の取得、次にユーザーへの周知、技術力の向上そして法令順守(コンプライアンス)の経営を地道に行う事、また日本自動車車体整備協同組合連合会の協業体制を踏まえた、自主認定制度『先進安全自動車対応優良車体整備事業者(見える化事業所)をハブとし、組合事業所間での支援協業体制づくりで我々組合員工場は、生き残って 行けるのではないでしょうか。

そして我々組合員、従業員が健康で安心して働ける職場づくりの為に、労働安全衛生法に基づく健康診断等の継続的な実施と有機溶剤・特定化学物質等の適正な管理による作業場の環境改善が必要となります。

今年度は以上の事を踏まえながら、新規組合員の増強を図り、より良い組合にしていき  ましょう。どうか組合員の皆さん「適正な対価を受け、次世代に引き継げる持続可能な自動車車体整備業の確立」に、一丸となり勇気を持って目標実現に向けて進んで行きましょう

山梨県自動車車体整備協同組合 理事長 市川 清

                                                           

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